=講評=
太田さんは、第10回の審査員特別賞に続いての入賞ですね。
実は、最初に全作品に目を通した段階で、最も印象に残った作品でした。そのまま審査が進めば、最優秀賞の可能性大でした。
アオメアブが獲物を捕獲し飛翔しているシーンは、かなり説得力がありました。 しかし、その後作品の詳細を確認すると、ソフトによるシャープネスの強調の痕が強いことに気づきました。私も使うテクニックですが、ディテールがかなり溶けてしまっています。すばらしいシーンを捉えたのに、ちょっと残念でした。
第一段階で最も印象に残ったことに対して、審査員特別賞も併せて差し上げます。
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